自転車にしろマラソンにしろ、足を使った運動を多くすると、坐骨周辺に疲労が蓄積します。
場所としては、お尻と太腿の境界線のあたりになります。
運動直後は動いているため、そんなに疲労の蓄積を感じることはないのですが、時間を追うごとに溜まってくるのを感じます。
坐骨から踵まで伸びる神経を坐骨神経と言い、坐骨神経痛というものを発症すると、痛みが脚の背面全体に伴うこともあります。
坐骨神経痛の原因は、ほとんどの場合オーバーワークです。
トレーニングで疲労が蓄積し、大臀筋、中臀筋、梨状筋といった臀筋群(お尻全体)と、太腿の裏側(ハムストリングス)が硬くなることで坐骨神経痛を発症します。
疲労が蓄積しやすく、このような故障に繋がっていくのも厄介ですが、翌日以降の練習にも関わってくるため、しっかりケアをすることが重要です。