スポーツをすると食べすぎて太る?

僕はとても実感しているのですが、スポーツしても痩せません、、、。

やはり「食べない」ということを合わせないと痩せません。

 

スポーツしてさらに食べないというのは、苦行でしかありません。

 

体重を減らさないといけない状況ならそれは仕方ないかもしれませんが、スポーツして痩せないというのは、

 

「そもそも、ちょうどいい体重に落ち着いている」

「脂肪が筋肉に置換された」

「筋肉量が増えて基礎代謝が上がり、食べる量が増えた」

 

などと、前向きに捉える方が正解だと思います。

 

 

2009年、TIME誌において「運動しても痩せない理由」という特集記事が掲載されました。

この記事ではジャーナリストが、運動をして痩せようとする試みに失敗したいきさつが述べられています。

彼は「強めの運動を短期間で一気に実践すると体重の増加につながる可能性がある」と警告しています。

 

この中では言い訳のような論理も語られていますが、実際には熱心に運動をしても体重が減らない人が多くいるという事実です。

 

 

やはり運動をするとお腹が減ります。

 

自転車を30分こいで280kcal燃焼して、疲労回復ドリンクかコーラを1本270kcal飲んだら、カロリー燃焼が多いとは言えません。

 

自転車こがなくても10kcalは消化できたでしょう。

 

もちろんエリートアスリートは運動によって体重を減らしてそれを維持しています。

というより、マラソン選手や水泳選手、自転車ロード選手は相当なカロリーが必要なので、逆に大変な思いをしながらカロリー摂取しているのです。

では、痩せるためにどれぐらいの運動が必要でしょうか?

 

ハーバード大学の研究で34,000名の中年女性を13年に渡って追跡調査しました。

この中で一度も体重が増えなかったのは13%で、典型的なアメリカの食事を摂り、毎日平均して1時間ほどの中強度の運動をしていました。

 

それよりも運動量が少なかった人は体重が増えました。

現代人において1時間運動するというのは結構な運動量です。

週に数回ジムに通って30分程度運動すれば痩せられると考えてはいけません。

 

そしてなんと言っても運動のもたらすメリットはカロリー消費することだけではありません。

基礎代謝の向上・ストレス解消・免疫強化など多くのメリットがあります。

運動は私達が知る限り最も強力な健康改善の方法です。

何より、運動そのもので体重が増えることはないのです。

痩せたいのであれば、運動後に過剰に食べすぎてしまうことや、そのバランスを考える必要があります。

参考文献 : 草思社「良いトレーニング、無駄なトレーニング」アレックス・ハッチンソン著, 児島修訳

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