レース中やキツイ練習中、筋肉の疲労や筋肉痛などが原因でパフォーマンスが一気に下がる場面があります。
果たして、原因は本当に筋肉をはじめとした身体が悲鳴を上げているからでしょうか?
この「限界を超えた!」「もうダメだ!」と感じる時に一体何が起こっているか?
これについては、身体よりも脳がブレーキをかけている可能性が少なからずあります。
脳は体温であったり、脚の痛み、心臓の鼓動など、身体が発する様々な声を集めるとともに、過去の経験をも参考にして「どれぐらいこの負荷の運動を続けても大丈夫か?」を判断します。
様々な器官に大きな被害が生じる前に調整しており、ほとんどの場合は身体が限界に達する前にやめさせようとします。