毎年夏になると「熱中症で〇名の方が亡くなりました」というニュースが毎日流れます。
それは運動に限ったものでなく、実際には65歳以上の高齢の方が居住施設で亡くなられるという事例が多いです。
暑い中運動し続けたことが要因となることもありますが、わりと運動する人というのは熱中症には気を使っている方が多かったり、対策指針がしっかり示されていることから、結果的に死亡に至るということは少ない現状です。
熱中症をはじめとする暑さによる危険への対策として、「水分を十分に補給する」「直射日光をできるだけ避ける」「トレーニングの強度を下げる」「なるべく涼しい時間に練習する」などがあげられます。
そして実際に気温が何度になれば危険かを示したいところですが、正確に熱中症リスクを「気温」という一点で図ることができません。
実際は湿度であったり、急激に気温が上がったなどの環境的なところから、個人のその時の健康状態や、育った環境によるところまで考えられなければなりません。