バランス器具の効果とは?

俊敏性を伴うスポーツに。

ボールやボードなどを利用したバランス器具については、ジムをはじめ自宅などでもよく確認することができます。

 

バランス感覚やコアな筋肉を鍛えることで怪我の防止にもしっかり繋がることは、科学的にも証明されています。

 

それは、これらの器具を利用してのトレーニングに限らず、ヨガなどの器具を使わないことも含みます。

 

多くの研究結果のなかで、バスケットボール、サッカー、バレーボールなど、俊敏性やジャンプを伴うスポーツにおいて、怪我のリスクが減少すると報告されています。

 

カルガリー大学において、1,000名以上の学生を対象にバランスボードを使ったトレーニング効果を調べたところ、足首の怪我について36%のリスク低下が確認されました。

 

一本下駄という日本文化

ただし、俊敏性を伴うスポーツ以外(例えばエンデュランス系)では、明確な効果としては実証されていません。

 

しかしながら、自転車競技においては、競輪での「一本下駄」の利用はとても有名です。

様々な器具が飛び交う競輪界において、しっかり定着している器具です。

 

姿勢や骨盤矯正にも効果があると言われ、多くの競輪選手はこのバランストレーニングを、レース前のストレッチやウォーミングアップの一環としてとらえています。

 

姿勢やバランスといったコアな部分が、競技パフォーマンスにも有効であると、選手自身はしっかり感じているようです。

 

確かに、筋肉が太いとか細いに関係なく、身体の軸がしっかりとれている選手というのは、どんな競技においても強いですよね。

 

 

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