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テーパリングで最高のパフォーマンスを発揮する

勉強ではよくテスト前に一夜漬けをして、テストに臨んでいたりしていました。

明け方まで勉強して、記憶の新しいうちにテストが始まるので、もしかしたらよい方法だったのかもしれません。

 

しかし、スポーツは違います。

 

レース直前まで練習を疎かにしていた場合、直前になって慌てて追い込んだところで、疲れを残して逆効果になります。

 

スポーツでは1~2週間かけて徐々にトレーニング強度を減らしていく「テーパリング」という手段を使い、本番に合わせて体調をピークに持っていくようにします。

 

トレーニング強度を上げて、レースに耐えうる身体を作った後は、徐々にトレーニング量を減らしていきますが、強度は保ったままです。

 

そして、エンデュランス系のスポーツの場合は、トレーニング量を一気に減らしてしまっても、徐々に減らしていってもよいとされています。

 

モントリオール大学ではテーパリングをテーマにした研究を様々な競技で行っていますが、トレーニング量を8~14日間かけて41%~60%に少しずつ減らしていくことが、最適なテーパリングであるという結論に至りました。

 

頻度や強度は変えず、量だけを減らしていきます。



ただ、これもやはり個人差がおおきいので、「レース当日に疲れを残さない」ということを第一に考えて、人によっては「直前2日間は休む」といった選択肢も必要です。

 

長いシーズンで、1年中ある程度の結果を残し続けなければならない競技もあれば、一発勝負での結果を求められる競技もあるでしょう。

 

まずはどこに目標を置くかを考え、そこで最良の結果を残すためにどれだけの布石が必要か?

そのためのテストレースも必要になってくるでしょう。



まずは基本のテーパリングを考慮し、少しずつ経験を重ねながら、自分にとって最適なテーパリングを見つけましょう。

 

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