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スポーツドリンクの役割とは?

2時間以上の長距離トレーニングをする場合、水を持っていくだけでは心もとないのは確かですし、実際に身体もそれ以上のものを欲しており、パフォーマンスにも影響することが分かっています。



それではスポーツドリンクの果たす役割について、基本的なところを確認しましょう。

 

1.水分

運動をすれば、身体は水分を失っていきます。

脱水症状とパフォーマンスに関連性があることは明確で、運動中に喉が渇くとパフォーマンスは低下します。

そして欲しい時に水分がないと分かると、気持ち的にもネガティブになります。

2.炭水化物

スポーツドリンクには糖が消化されやすいよう、ぶどう糖または、なにか別の形で炭水化物が含まれています。

血糖値を維持し、激しく動く筋肉にグリコーゲンとして溜まります。

 

一時間以上動く場合には欠かすことができず、一般的スポーツドリンクの6%ほどとなり、これは一般的ジュースの半分程度です。

この濃度は、吸収スピードを遅くせずに胃が消化できるぎりぎりの値とされています。

 

バーミンガム大学の研究で、ぶどう糖などの炭水化物を含んだ飲料で口をすすぐだけで、タイムトライアルのタイムが伸びましたが、人工甘味料では全く効果がありませんでした。

 

脳スキャンによれば、ぶどう糖もしくはマルトデキストリンを摂取した被験者では、応答した脳の中心部分が浮かび上がりましたが、人工甘味料では変化は見られませんでした。


人工甘味料により、感覚として甘いものを摂取したと感じたとしても、身体や脳では何の変化もありません。



3.塩分

電解質は汗で失われた塩分に代わるものであり、痙攣の抑制に繋がるとも考えられがちですが、運動後の回復にも深くかかわります。

疲れ切って帰宅した後のラーメンがいつもよりおいしく感じるのは、身体が欲しているからです。



他にも様々なものが入ったスポーツドリンクが多くありますが、基本的にこの「水分・炭水化物・塩分」が入っていれば、問題ありません。

 

そして、トレーニングが1時間以内の場合は、水分以外は必要ありません。

 

また、2時間以上であったり、夏場などの消耗しやすい環境下でのトレーニングでは、しっかり上記の3つを考慮したものを用意しておきましょう。

参考文献 : 草思社「良いトレーニング、無駄なトレーニング」アレックス・ハッチンソン著, 児島修訳

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