「練習をしなくても強くなるオイルがあったらいいのに。」って冗談交じりに話をしたことがあります。
それはさすがに無理な話で、ドーピングをする選手でさえも、まずは自分で限界を感じるほどの「基本的強さ」があって、それ以上のパフォーマンスを発揮するには「薬を使わないと無理!」ということで手を出すそうです。
ということは、そもそもの「自分で限界を感じる、基本的強さ」は、練習や努力をなくしては得ることはできません。
何もしていない人がドーピングしたところで、何も変わらないのです。
苦しい練習があって、それを乗り越えてきたからこそ強くなる。それが基本ですし、その過程があるから、自信もやりがいもあるのではないでしょうか。